就航に向けて準備が進むANAのA380

2018年8月2日、製造が進む全日本空輸(ANA/NH)の総2階建て旅客機「エアバスA380」の初号機のエンジン取り付けが完了したことが発表され、8月30日には、仏トゥールーズの最終組立工場からロールアウトしたと発表されました。

2018年9月中には初飛行を行なう見通しです。

 

座席数は4クラス520席で、ANAのホノルル線では初のファーストクラスが8席、ビジネスクラスが56席、プレミアムエコノミーが73席、エコノミーが383席を配置します。

エンジンはロールス・ロイス製トレント900を採用しました。

ANAが導入する3機の「A380」は全て特別塗装(スペマ)機です。

「空飛ぶウミガメ」の意味を持つ「FLYING HONU(フライング・ホヌ)」と名付け、ハワイの空と海、夕陽をイメージしたデザインとし、青(ANAブルー)と深緑(エメラルドグリーン)、オレンジ(サンセットオレンジ)の3色になる予定です。

初号機と2号機は2019年度4-6月期に、3号機は2020年度4-6月期に受領する見通しで、 塗装作業は年内にも終える予定です。

引き渡しは、2019年3月までとされています。

ANAは受領後、パイロットや整備士、グランドハンドリンなどの訓練を進め、早ければ1カ月後の4月にも就航すると言われています。

2018年の秋をめどに、A380の就航日や運航スケジュールが予定されています。

ホノルル空港に日系唯一の常設ファーストクラスラウンジ開設

ANAのA380導入は、1つの大きなプロジェクトとして動いており、様々な取り組みが行なわれています。

ホノルルのダニエル・K・イノウエ国際空港(旧:ホノルル国際空港)では、A380の就航にあわせて自社運営ラウンジを新設します。

現在、ANAが就航する海外の空港には、自社運営のラウンジが1つもなく、すべて提携航空会社などのラウンジを搭乗者に案内していました。

ホノルル空港のラウンジは、ANAとして久しぶりの海外空港の自社運営ラウンジになります。

新たなラウンジ、2つあり、ファーストクラスを対象とした「ANA SUITE LOUNGE」で、日系エアラインとしてホノルルに唯一常設するファーストクラスラウンジとなります。

もう1つはビジネスクラス・プレミアムエコノミークラス用のを「ANA LOUNGE」。

2つのエリアを合わせると、平均的なラウンジの規模の約倍になります。

その他のポイントとしてはラウンジから直接、飛行機客室のアッパーデッキ(2階)に搭乗出来るので、出発直前までラウンジに滞在することができます。

ANAのホノルル線A380就航で変わるハワイ旅行のポイント

「ハワイと言えばJAL」と言われるくらいJALが定着しましたが、ANAが本格的に参入してきました。

日本〜ホノルル線は運賃が高い区間ですので、A380の登場で少し航空券価格が安くなるのではないかと思われます。

また、人気の特典航空券の枠が増えることも予想されています。

A380の就航は、ハワイ旅行がより身近になりそうですね。